January 07, 2006

ってか、ルートヴィヒ・ホフマンって誰よ?

ヨアヒム・カイザーという人の有名な本で「Große Pianisten in unserer Zeit(我らの時代の偉大なるピアニストたち)」というものがあるのですが、これを読んでいるとドイツではどのピアニストがどのように見られているかがわかり面白いです。例えば、日本では影の薄いジャン・ベルナール・ポミエがポリーニと同格で扱われていたりします。

そこでルートヴィヒ・ホフマンというピアニストがでてくるのですが、この人リスト弾きとして紹介されています。ドイツのピアニストで、素晴らしいリスト演奏を聴かせる人はいますが、「レパートリーをリストに特化している」という意味でのリスト弾きは非常に少ないと思うので貴重な存在ではないでしょうか?現在でもそうなのかわかりませんが、その本によるとこの方はミュンヘン音楽大学で教育活動に専念しているらしいです。

ちょっとネットを調べてみたらいくつかリスト録音がありますね(テルデック他)。現在でも入手できるかどうかわかりません。

※追記※
1999年に亡くなってる方だそうです。


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January 06, 2006

神童ホフマン

リストにあまり関係ありませんが、ヨゼフ・ホフマンの伝説をお伝えしたいと思います。

ホフマンはリストやビゼーと同様に聴いた音楽をすぐピアノで弾くことができたそうです。ある日、ホフマンはヨゼフ・レヴィーンの演奏するリストのローレライ(それ以前にはホフマンはその曲を聴いたことはありませんでした)を聴き、その当日にあったホフマンのリサイタルのアンコールでその曲を演奏したそうです。そしてそのエピソードを伝えているのがヨゼフ・レヴィーンの妻、ロジーナ・レヴィーンです。

まさに天才としか言いようがないですね。
しかし面白いことに初見演奏能力はそれほど高くなかったようです。


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January 05, 2006

ブゾーニの愚痴

ブゾーニが録音嫌いで妻に手紙で愚痴をこぼしていることを以前書きましたが、面白い愚痴を紹介します。

“10分はかかるリストのファウストワルツをどうやって4分で弾けというのだ。4分で収めるために省略や即興などをするしかなかったのだ。”

わはは!ファウスト・ワルツを4分で弾くのは無理ですよね。
このブゾーニによるファウストワルツの録音は現在行方不明だそうです。
ぜひ聴いてみたい。


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January 04, 2006

ハンガリーの音楽

ハンガリーの音楽について少し調べてみました。僕が参照した資料を訳してみると

“バルトークは、「東部および中東ヨーロッパの農民たちによる真の民謡」と「教養ある都市民による芸術音楽」は区別しなければならない、とその議題に関する多くのエッセイの内の一つにて正式に述べている。後者は紳士階級(※)のアマチュアによる産物でありジプシーバンドにより普及された。それらは素材の宝庫あるいは集大成であり、シューベルト、リスト、ブラームスが引用し、「ハンガリーの音楽」と国際的にみなされることとなった。”

※紳士階級というのは貴族の一つ下の階級だそうです。

ひとつわかったことは、僕は何も理解していなかったということです(笑)。

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January 03, 2006

再発&復刻 大予想

2011年のリスト・イヤーがさらに一歩近づいてきましたが、リスト・イヤーまでに再発されるかもしれないディスクを予想してみたいと思います。

○バレンボイム
●ドイツグラモフォンにあるロ短調ソナタ、巡礼の年・第1年やワーグナートランスクリプションなどが現在単独での入手が困難です。

○ケンプ
●こちらもドイツグラモフォンです。巡礼の年・第2年の抜粋や伝説2曲です。

○チェルカスキー
●デッカにあるライヴシリーズの中の一枚です。ソナタやハンガリー狂詩曲など。先輩サイトの「フランツ・リストの回想」で紹介されています。

○シフラ
●EMIにある音源で、セットでは購入できるが、単独での入手が困難なアイテム。例えばエフゲニー・オネーギンのポロネーズなどいろいろ。

○フランソワ
●EMIからハンガリー狂詩曲集、ドンジョバンニと協奏曲集などが出ていました。現在入手困難。

○チッコリーニ
●EMIでかなり復刻されましたが、復刻されなかった録音。例えばバラード1番、2番。

○ゲルバー
●EMIに幾つか録音がありました。もう復刻されてるかな?

○ジャン・フィリップ・コラール
●EMIからロ短調ソナタ、ダンテソナタなど。

○オピッツ
●RCAのリスト作品集。

○ダルベルト
●DENONから出ていた2枚組。巡礼の年第2年やバッハ変奏曲など。関係ありませんがこの人過小評価されすぎ。

○ベルマン
●メロディアの入手困難なアイテム。ロ短調ソナタ、ハンガリー狂詩曲第3番、スペイン狂詩曲、ヴェネチアとナポリ、超絶技巧練習曲(63年録音)など多数。これらは各レーベルでライセンス契約で発売されていましたが、それら全て入手困難です。でもメロディアなので期待できないかも。

○ギンズブルグ
●メロディアから出ていた編曲集。有名盤です。一時期再発されてましたが日本にあまり入ってこなかった。こちらも「フランツ・リストの回想」で紹介されています。

○ブレンデル
●フィリップスの7枚組のボックス。単独では色々入手できますが、バッハ変奏曲などが現在入手困難です。それと婚礼、葬送曲などのライヴ録音。

その他フィリップスなどにもディヒターやカンパネッラの録音があり、これらもまとめて廉価再発されるのではないでしょうか?上を見るとほとんどメジャーレーベルですが、レーベルがマイナーになればなるほど再発される確率が低いですね。ですからマイナーレーベルの復刻を予想するのは困難です。例えばファルナディなどは大量のリスト録音がありますが、ハンガリー狂詩曲+α以外全く復刻されません(ウエストミンスターだからかな?)。それからリスト録音が大量にあると言えば、ヨハンセン、クリダやケントナーがいますが、彼らの録音もCD化されるかどうかわかりません。ケントナーは幾つかCDが様々なレーベルから出ていますが他にも復刻されてないものがあります。クリダのLPで出ていたリスト全集はフランスでCD化されてたみたいですが、それも再発して欲しい。


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