August 02, 2011

Vox Legends: Kentner plays Liszt

ルイス・ケントナー

Louis Kentner plays Liszt Solo Piano Music

kentner vox

Disc.1
1. 詩的で宗教的な調べ S.154
2. エレジー 第2番 S.197
3. 顕現 第1番 S.155/1
4. 孤独の中の神の祝福 S.173/3
5. 灰色の雲 S.199
6. 悲しみのゴンドラⅠ S.200/1
7. バラード 第2番 S.171
8. 5つのハンガリー民謡 S.245

Disc.2
1. 《ドン・ジョヴァンニ》の回想 S.418 (モーツァルト=リスト)
2. 《さまよえるオランダ人》より紡ぎの合唱 S.440 (ワーグナー=リスト)
3. 《ルチア》と《パリジーナ》の主題による演奏会用ワルツ S.214/3 (ドニゼッティ=リスト)
4. 4つの小品 S.192/1-4
5. 《真夏の夜の夢》より結婚行進曲と妖精の踊り S.410 (メンデルスゾーン=リスト)
6. 《ファウスト》のワルツ S.407 (グノー=リスト)

VOX BOX CDX2 5503
Recorded: 1960’s-1970’s

〔メモ〕
ピアニストとしての師はリスト直系のアルノルド・セーケイで、作曲の師はゾルタン・コダーイだったケントナーです。イギリスのリスト協会の元会長でハワードの前任者だった彼ですが、さすが一曲目からなんともマニアックな作品を持ってきています。この曲は「死者の追憶」の初稿です。この曲を選んだ目の付けどころが素晴らしい。演奏は感情表現が強く、テンポの揺れがあります。曲がケントナーの特性に合えば素晴らしい効果を上げています。個人的には最も素晴らしいと思ったのは、ハンガリー民謡と4つの小品です。これら小品集でもボリューム感があり、聴き終わった後に満足感が残ります。他にも顕現やエレジーなどを取り上げ、ブレンデルなどより先にこれらリストの思索的作品の再興に取り組んでいたピアニストと言えるでしょう。リスト・ルネサンスの立役者の一人です。

ちなみにハンガリー民謡と4つの小品はなぜかトラック分けがされてません。

VoxにはいまだにCD化されていないケントナーのリスト録音が大量にあります。ハンガリー狂詩曲全集、(通称)ルーマニア狂詩曲、スペイン狂詩曲、演奏会用練習曲全集などです。早くしてください。

フランツ・リスト→イシュトヴァーン・トマーン→アルノルド・セーケイ→ルイス・ケントナー 

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