レスリー・ハワード: リスト ピアノ作品全集 Disc.62Franz Liszt ● Carlo Levi Minzi

May 14, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.82

20世紀の偉大なるピアニストたち 82 

スヴャトスラフ・リヒテル 1 

great richter 1

Disc.1
1.-14. 展覧会の絵 (ムソルグスキー)<58> 
15. 楽興の時 第1番 D.780/1 (シューベルト)<58> 
16. 即興曲 D.899/2 (シューベルト)<58> 
17. 即興曲 D.899/4 (シューベルト)<58> 
18. 練習曲 Op.10/3 別れの曲 (ショパン)<58> 
19. 忘れられたワルツ 第1番 S.215/1 (リスト)<58> 
20. 忘れられたワルツ 第2番 S.215/2 (リスト)<58>
21. 超絶技巧練習曲 第5番 鬼火 S.139/5 (リスト)<58> 
22. 超絶技巧練習曲 第11番 夕べの調べ S.139/11 (リスト)<58>
23. 前奏曲 Op.32/12 (ラフマニノフ)<58> 

Disc.2 
1.-4. ピアノソナタ 第6番 戦争ソナタ Op.82 (プロコフィエフ)<?> 
5.-7. ピアノソナタ 第7番 戦争ソナタ Op.83 (プロコフィエフ)<?>
8.-10. ピアノソナタ 第8番 戦争ソナタ Op.84 (プロコフィエフ)<61> 

音源: Phonogram France, BMG, DG 
Philips 456 946-2 

〔メモ〕
リヒテルが出国をソヴィエトに許可されなかった時代、先に出国を許可されていたエミール・ギレリスやソヴィエト国内でリヒテルの演奏を聴く機会に恵まれたヴァン・クライバーンなどによって「リヒテルというすごいピアニストがいるらしい」という噂は国外へ伝わっていきました。リヒテルの西側での初めての演奏会は1956年のプラハフェスティバルです。そしてその2年後の1958年に行った伝説のリサイタルがこのディスク1に収録されているソフィア・リサイタルです。このリサイタルによってリヒテルは世界的に存在感を見せつけることになります。
「展覧会の絵」はラヴェルによる管弦楽編曲は認められていましたが、当時ピアノ独奏のオリジナルはそれほど定着してはいませんでした。(もちろんリヒテルより前に演奏してる人もいましたが、)「展覧会の絵」ピアノ版の本当の魅力を露わにしたのはリヒテルの演奏だと言われています。録音状態は悪い、ミスタッチも多い。でもそんなことは関係ありません。全身全霊を込めた入魂の演奏に心を揺さぶられます。

プロコフィエフもリヒテルと関連深い作曲家であり、リヒテルは1943年に第7ソナタの初演を作曲者自らに任されました。 

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→スヴャトスラフ・リヒテル
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→アレクサンドル・ミハウォフスキ→ゲンリヒ・ネイガウス→スヴャトスラフ・リヒテル


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