July 09, 2012
Great Pianists of The 20th Century Vol.90
20世紀の偉大なるピアニストたち 90
ルドルフ・ゼルキン
Disc.1
1.-3. ピアノソナタ 第23番 熱情 Op.57 (ベートーヴェン)<36>
4.-6. ピアノ協奏曲 第14番 K.449 (モーツァルト)<38>*
7.-9. ピアノ協奏曲 第17番 K.453 (モーツァルト)<81>"
Disc.2
1.-3. ピアノ協奏曲 第12番 K.414 (モーツァルト)<81>"
4.-6. ピアノ協奏曲 第16番 K.451 (モーツァルト)<88>#
7.-9. ピアノ協奏曲 第19番 K.459 (モーツァルト)<83>"
*アドルフ・ブッシュ指揮/ブッシュ室内管弦楽団
"クラウディオ・アバド指揮/ロンドン交響楽団
#クラウディオ・アバド指揮/ヨーロッパ室内管弦楽団
音源: EMI, DG
Philips 456 964-2
〔メモ〕
ウィーンでリヒャルト・ロベルトに師事したゼルキンです。9歳の時にアルフレート・グリュンフェルトに演奏を聴いてもらい、そのグリュンフェルトが彼にロベルトに師事することを提案したそうです。そしてゼルキンはヨーゼフ・マルクスとアルノルト・シェーンベルクから作曲を学んでいます。またゼルキンはブゾーニに師事しようと演奏を聴いてもらいますが、ブゾーニは自分に学ぶより演奏活動をたくさんするようにというアドバイスを与えたとのこと。17歳の時にヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュと出会い、その後ゼルキンはブッシュの伴奏者となり、そして家族の一員として一緒に暮らすことになります。その結果ゼルキンはブッシュの娘と結婚することになります。
ゼルキンの演奏は実直な演奏です。器用さや優雅さを若干犠牲にしてでも音楽の核へと近づこうとしているような演奏で、彼の演奏は心に迫ってきます。ここに収録されている熱情ソナタは彼の最初のソロ録音で、魂のこもった熱演と言えるでしょう。
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ルドルフ・ゼルキン
Disc.1
1.-3. ピアノソナタ 第23番 熱情 Op.57 (ベートーヴェン)<36>
4.-6. ピアノ協奏曲 第14番 K.449 (モーツァルト)<38>*
7.-9. ピアノ協奏曲 第17番 K.453 (モーツァルト)<81>"
Disc.2
1.-3. ピアノ協奏曲 第12番 K.414 (モーツァルト)<81>"
4.-6. ピアノ協奏曲 第16番 K.451 (モーツァルト)<88>#
7.-9. ピアノ協奏曲 第19番 K.459 (モーツァルト)<83>"
*アドルフ・ブッシュ指揮/ブッシュ室内管弦楽団
"クラウディオ・アバド指揮/ロンドン交響楽団
#クラウディオ・アバド指揮/ヨーロッパ室内管弦楽団
音源: EMI, DG
Philips 456 964-2
〔メモ〕
ウィーンでリヒャルト・ロベルトに師事したゼルキンです。9歳の時にアルフレート・グリュンフェルトに演奏を聴いてもらい、そのグリュンフェルトが彼にロベルトに師事することを提案したそうです。そしてゼルキンはヨーゼフ・マルクスとアルノルト・シェーンベルクから作曲を学んでいます。またゼルキンはブゾーニに師事しようと演奏を聴いてもらいますが、ブゾーニは自分に学ぶより演奏活動をたくさんするようにというアドバイスを与えたとのこと。17歳の時にヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュと出会い、その後ゼルキンはブッシュの伴奏者となり、そして家族の一員として一緒に暮らすことになります。その結果ゼルキンはブッシュの娘と結婚することになります。
ゼルキンの演奏は実直な演奏です。器用さや優雅さを若干犠牲にしてでも音楽の核へと近づこうとしているような演奏で、彼の演奏は心に迫ってきます。ここに収録されている熱情ソナタは彼の最初のソロ録音で、魂のこもった熱演と言えるでしょう。
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