August 15, 2012

"Les Grandes Variations" Gregor Weichert

グレゴール・ヴァイヒェルト

Franz Liszt "Les Grandes Variations" 

weichert 1

1. 《アルミラ》のサラバンドとシャコンヌ S.181 (ヘンデル=リスト)
2. 《エフゲニー・オネーギン》のポロネーズ S.429 (チャイコフスキー=リスト)
3. "泣き、嘆き、憂い、おののき" バッハの動機による変奏曲 S.180
4. 《ユダヤの女》の回想 S.409 (アレヴィ=リスト)
5. 祝婚歌 (レメーニのための) S.526
6. 我らの主イエス・キリストの変容の祝日に S.188
7. サンクトペテルブルグのある愛好家によるマズルカ S.384

ACCORD 149020
Recorded: 1979/1980 

〔メモ〕 
ドイツの名ピアノ教師コンラート・ハンゼンとフランスの名ピアニストであるアルフレッド・コルトーに師事したヴァイヒェルトのリスト集です。彼はリストの珍しい作品を演奏するドイツのピアニストとして知られています。演奏解釈は堅実で、癖がなくオーソドックスです。僕の好きなヘンデル変奏曲やバッハ変奏曲では、その堅実さにより曲の重厚感を出すことに成功しています。このCDのタイトルは「大変奏曲」なので、この2曲がこのアルバムの目玉という位置づけだと思います。ユダヤの女幻想曲は派手派手なオペラファンタジーで、演奏は若干淡々としているように感じられますが、でも曲自体が派手なので派手な演奏解釈をしてしまうと味付けが濃過ぎてしまうと個人的に思います。なのでこの解釈は丁度良い味付けの演奏です。
それにしてもよくここまで珍しい作品を演奏しようと思ったものです。当時としてはこれらの音源は非常に貴重だったのではないでしょうか。 

フランツ・リスト→マルティン・クラウゼ→エトヴィン・フィッシャー→コンラート・ハンゼン→グレゴール・ヴァイヒェルト
フランツ・リスト→オイゲン・ダルベール→エトヴィン・フィッシャー→コンラート・ハンゼン→グレゴール・ヴァイヒェルト 


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 19:39│Comments(1)TrackBack(0)リストのCD紹介 



トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by klavier   August 18, 2012 18:37
これはまた、マニアックな曲を集めたディスクですね。ミッチさんは本当に貴重なCDを沢山お持ちですごいです!リスト作品の中でもまだあまり知られていない曲が色々あるのだなと、改めて思います。このようなピアニストも貴重ですよね。

私はこのCDの中で知っているのは、バッハ変奏曲と、先日ミッチさんに教えて頂いた「キリストの変容の祝日に」だけですが、いずれも大好きな曲になりました。ヘンデル変奏曲というのもあるのですね。
リスト作品の魅力は、無限大に広がっていくようです。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字