September 02, 2012

レスリー・ハワード: リスト ピアノ作品全集 Disc.76

Leslie Howard
The Complete Liszt Piano Music
シューベルト・トランスクリプション 7 

Disc.76 
  シューベルトによる12の歌曲 S.558
1. 僕の挨拶を
2. 水の上で歌う
3. 君はわが憩い
4. 魔王 〔第2稿〕
5. 海の静けさ 〔第2稿〕
6. 若き尼僧
7. 春の思い 〔第2稿〕
8. 糸を紡ぐグレートヒェン
9. シェークスピアのセレナード "聴け、聴け、ひばりを" 
10. 憩いなき愛
11. さすらい人
12. アヴェ・マリア (エレンの歌 第3番) 〔第2稿〕
  ミュラー歌曲集 〔第2稿〕 S.565bis (シューベルト)
13. さすらい
14. 水車職人と小川
15. 狩人
16. 嫌な色
17. どこへ?
18. 苛立ち 〔第2トランスクリプション〕
19. 幻の太陽 - アルバム・リーフ S.561/2bis (シューベルト) 

Recorded: 1994 

〔メモ〕
〔1〕~〔12〕シューベルトの歌曲のトランスクリプション12曲をまとめた曲集。原曲の各曲それぞれの関連は特にない。 〔1〕リュッケルトの詩によるシューベルトの歌曲「僕の挨拶を D.741」のトランスクリプション。ちなみにシューベルトはこの歌曲の素材を自身の「ピアノとヴァイオリンのための幻想曲 D.934」でも使用している。 〔2〕シューベルトの歌曲「水の上で歌う D.774」のトランスクリプション。 〔3〕シューベルトの歌曲「君はわが憩い D.776」のトランスクリプション。 〔4〕シューベルトの歌曲「魔王 D.328d」のトランスクリプション。これより前に単独で編曲されていたが、この曲集に含まれるにあたり改訂されたもの。全3稿あるが通常演奏されるのはこの稿。第1稿はDisc.72に収録。 〔5〕シューベルトの歌曲「海の静けさ D.216」のトランスクリプション。これより前に単独で編曲されていたが、この曲集に含まれるにあたり改訂(若干の簡素化)されたもの。 〔6〕シューベルトの歌曲「若き尼僧 D.828」のトランスクリプション。ハワード曰く「リストによるシューベルトの歌曲編曲の中で最も素晴らしいもののひとつ」。 〔7〕シューベルトの歌曲「春の思い D.686c」のトランスクリプション。第1稿はDisc.74に収録。 〔8〕シューベルトの歌曲「糸を紡ぐグレートヒェン D.118」のトランスクリプション。 〔9〕シューベルトの歌曲「セレナード "きけ、きけ、ひばりを" D.889」のトランスクリプション。シューベルトのセレナードと言えば有名なD.957/4のものがあるから、こちらは区別するため「シェイクスピアのセレナード」と呼ばれることがある。詩はシェイクスピアの詩「Hark, hark! the lark at heaven's gate sings」のシュレーゲルの独訳にフリードリヒ・ライルの補筆が加わったもの。 〔10〕シューベルトの歌曲「憩いなき愛 D.138a」のトランスクリプション。 〔11〕シューベルトの歌曲「さすらい人 D.489c」のトランスクリプション。シューベルトがこの歌曲の主題を基にピアノ独奏曲「さすらい人幻想曲 D.760」を書いているのは有名。その幻想曲もリストにとって重要な作品であり、またリスト自身が一ヶ所に定住しない「さすらい人」であったことから、リストのこの曲への共感は強いものがあった。 〔12〕シューベルトの歌曲「アヴェ・マリア D.839」のトランスクリプション。第1稿では印象的なコーダが付加されていたが、この第2稿のコーダはよりは原曲の歌曲へ近づいている。第1稿はDisc.72に収録。 〔13〕~〔18〕シューベルトの全20曲の歌曲集「美しき水車小屋の娘 D.795」より6曲を抜粋して編曲したもの。ここに収録されているものは第2稿だが、第1稿と大幅な違いはない。第1稿である曲集「《美しき水車小屋の娘》より6つのお気に入りの旋律」はDisc.73に収録。 〔19〕シューベルトの歌曲「幻の太陽 D.911/23」を動機とした1ページのピアノ小品。リストが「幻の太陽」の歌曲トランスクリプションを作った際には調性を変更していたが、こちらでは原曲と同じくイ長調。この作品の自筆譜は近年プラハで発見され、未出版であり、作曲年も不明。 




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ミッチ at 02:30│Comments(2)TrackBack(0)レスリー・ハワード:ピアノ作品全集 



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この記事へのコメント

1. Posted by yoshimi   September 03, 2012 17:42
こんにちは。
ピアノソロの「さすらい人幻想曲」は何度も聴いていますが、歌曲の原曲の方は知らないので、Youtubeで探して聴きました。
第1楽章の明るい旋律と曲想も好きですが、シューベルトらしい曲という気がするのは、寂寥感のある叙情的な第2楽章(と歌曲)の方ですね。聴けば聴くほど良い曲に思えてきます。

リスト編曲の方は、「さすらい人」はあまり見かけたことがありません。(最近の新譜だとメジューエワが録音していたようですが)
「さすらい人幻想曲」のピアノ協奏曲版の方は有名ですね。これはシンフォニックで壮大で、ピアノソロを聴き慣れているせいか、ちょっと立派すぎるような気がしますが..。
2. Posted by ミッチ   September 04, 2012 01:47
「さすらい」という言葉を聞いてイメージするものって、やっぱり寂しさとか哀愁なような気がします。なのでこの歌曲はそのイメージにぴったりですね。

幻想曲の方は最初元気に始まるから、あまりさすらい人とはイメージしづらいです。(さすらい人幻想曲は愛称であって正式名称じゃないのかな?)

メジューエワも演奏していたんですね。ロシアのピアニストがよくリスト編曲のシューベルトの歌曲を取り上げますが、ありがたいことです。

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