ってか、ルートヴィヒ・ホフマンって誰よ?ピアニストガイド

January 08, 2006

リヒテルは語る ~ユージナのバッハ変奏曲~

リヒテルの本に載っていた、リヒテルのユージナのバッハ変奏曲の演奏についてのコメントを紹介したいと思います。

“いちばん印象的だったのは、リストが書いたバッハの主題による変奏曲だ。カンタータ第12番の≫泣き、嘆き、悲しみ、おののき≪から主題が取られている巨大な作品で、天才的な演奏だった。とどろきわたるのではなく、心に染みいるような演奏で、ピアノ曲というよりは、ミサ曲を聴いているようだった。ユージナはまるで儀式を執り行っているようにピアノを弾いた。祝福するように作品を弾くのだ。”

※リヒテルは語る 人とピアノ、芸術と夢
ユーリー・ボリソフ編著 宮澤淳一訳
音楽の友社  P228

ロシアのピアノ楽派のなかで、多くのピアニストがモスクワ楽派ですが、ユージナとソフロニツキーはペテルブルク楽派です。この二人はモスクワ楽派の同僚たちからも尊敬の念を集めていたようで、二人のカリスマ性はすごいものがあったのではないでしょうか。リヒテルが一目置いていた2人のピアニスト、一度実演を聴いてみたかったです。


記事一覧(サイトマップ)



ミッチ at 19:25│Comments(0)TrackBack(0) リストのこと 



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ってか、ルートヴィヒ・ホフマンって誰よ?ピアニストガイド