ギンズブルグ

February 02, 2013

世界の偉大なるピアノ音楽 第90巻

The Great Piano Music of the World 90

ベーラ・バルトーク 

gpm90
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ピアノソナタ Sz.80*
組曲 Op.14"
アレグロ・バルバロ Sz.49"
3つのブルレスケ Op.8c*
民謡による3つのロンド Sz.84* 
3つのハンガリー民謡 Sz.66*
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56*
2つのルーマニア舞曲 Op.8a* 
ハンガリー農民の歌* 

*リューボフ・チモフェーエワ
"グリゴリー・ギンズブルグ(アントン・ギンズブルグ) 

Melodiya DE 0210

〔メモ〕
派手さはないが堅実でオーソドックスなチモフェーエワ。もう一人の方はG.Ginsburgとクレジットされていますが、おそらくグリゴリー・ギンズブルグではなく、アントン・ギンズブルグの演奏だと思います。(僕が知る限り)グリゴリーはこれらの曲を録音していませんし、アントンはこれらの曲をメロディアに録音しています。

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→ヤコフ・ザーク→リューボフ・チモフェーエワ 
フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴリー・ギンズブルグ 
(フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→アントン・ギンズブルグ) 


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January 19, 2012

世界の偉大なるピアノ音楽 第37巻

The Great Piano Music of the World 37  

フランツ・リスト 7 

gpm37
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《フィガロの結婚》の主題による幻想曲 (モーツァルト=リスト)〔ブゾーニ編〕
《ドン・ジョヴァンニ》の回想 S.418 (モーツァルト=リスト)
《ノルマ》の回想 S.394 (ベルリーニ=リスト)
《リゴレット》パラフレーズ S.434 (ヴェルディ=リスト)
《ファウスト》のワルツ S.407 (グノー=リスト) 

グリゴリー・ギンズブルグ 

Melodiya DE 0157 

〔メモ〕
ギンズブルグの名盤として知られるオペラ編曲集。一曲少ないけどこちらとほぼ同内容。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴーリ・ギンズブルグ
フランツ・リスト→パウル・パブスト→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴーリ・ギンズブルグ


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August 30, 2011

Russian Piano School Vol.12 | Ginsburg

グリゴリー・ギンズブルグ

Russian Piano School Vol.12

ginzburg melodiya

1. 《フィガロの結婚》の主題による幻想曲 (モーツァルト=リスト)〔ブゾーニ編〕
2. 《ドン・ジョヴァンニ》の回想 S.418 (モーツァルト=リスト)
3. 《ノルマ》の回想 S.394 (ベルリーニ=リスト)
4. 《リゴレット》パラフレーズ S.434 (ヴェルディ=リスト)
5. 《ファウスト》のワルツ S.407 (グノー=リスト)
6. 《セビリアの理髪師》トランスクリプション (ロッシーニ=ギンズブルグ) 

MELODIYA 74321 33210 2
Recorded: 1948-1958

〔メモ〕
リストによるオペラ編曲モノの代表作といえば「リゴレット」「ドン・ジョヴァンニ」「ノルマ」「ファウストワルツ」だと思いますが、その割にはこれらが一枚のアルバムに収録される機会は少ない感じがします。そういう意味でもこのディスクは優秀です。ロシアの偉大なピアノ教師であるゴリデンヴェイゼルはギンズブルグにピアノを教えるだけでなく、ギンズブルグの父が亡くなった後ゴリデンヴェイゼル夫妻は彼の養育まで面倒をみたそうです。そんなギンズブルグもロシアの偉大なピアノ教師となります(ちなみにギンズブルグの弟子ドレンスキーも名教師)。彼の写真を見るとその多くは黒縁のメガネをかけた「いかにも教授風」という風貌をしています。しかし対照的にそのピアノ演奏は学究的で真面目腐ったものとは程遠く、しなやかで自然な美しさがあり、歌い回しも絶品です。卓越した技巧を持っていることはいまさら説明はいらないでしょう。
彼と最も関連付けられる作品はやはり編曲モノです。これらリストの編曲モノの他にバッハを演奏する際にも「ブゾーニやゴドフスキの編曲を好んで演奏した」とのこと。そして自らも編曲作品をいくつか残しています。編曲者リストへの共感も強いものだったのではないでしょうか。これら演奏も共感に満ち溢れています。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴリー・ギンズブルグ 

関連記事:The Gregory Ginzburg Legacy Volume 2
関連記事:The Gregory Ginzburg Legacy Volume 5


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June 28, 2011

The Gregory Ginzburg Legacy Volume 5

グリゴリー・ギンズブルグ

The Gregory Ginzburg Legacy Volume 5

ginzburgleg5

  巡礼の年 第2年 補遺 ヴェネツィアとナポリ S.162 より
1. ゴンドラ漕ぎの女
2.-3. タランテラ
4. スペイン狂詩曲 〔ブゾーニ編・協奏稿〕*
5. ベートーヴェンの《アテネの廃墟》による幻想曲 S.122"
6. 糸を紡ぐグレートヒェン S.558/8 (シューベルト=リスト)
7. 我が家 S.560/3 (シューベルト=リスト)
8. 魔王 S.558/4 (シューベルト=リスト)
9. ハンガリー狂詩曲 第10番 S.244/10
10. コンソレーション 第5番 S.172/5
11. コンソレーション 第6番 S.172/6

*アロン・シェレシェフスキー指揮/ソヴィエト国立放送交響楽団
"アレクサンドル・ガウク指揮/ソヴィエト国立放送交響楽団

Arlecchino ARL 190
Recorded: 1947-1951

〔メモ〕
アルレッキーノレーベルが出したシリーズ全10巻のうちの第5巻です。このシリーズはメロディアのLPから制作されたものとのこと。コンサートピアニストでありモスクワ音楽院の名教師でもあったギンズブルグのリスト集になります。ちなみに彼は第1回ショパンコンクールの第4位に入賞しています。ロシア国内では卓越したリスト弾きとして知られていました。彼の1922年のプロデビューのプログラムはリストの第1コンチェルトでした。
彼の演奏はやはり洗練されてしなやか、そして力強く華やかでもあります。当CDの解説によると、「ギンズブルグはリストの系譜に属するピアニストであるエゴン・ペトリに比肩しうる存在である」とあります。鮮やかな音楽性という点ではまさにギンズブルグはペトリに勝るとも劣らないピアニストと言えるでしょう。ちなみにギンズブルグはペトリの師であるブゾーニの作品(主に編曲)もよく演奏していました。

(上で「リストの系譜に属するペトリ」という記述がありますが、これは偉大なるリスト弾きの系譜ということなのかな?師弟関係としてはペトリはブゾーニの系譜に属するピアニストです。)

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴリー・ギンズブルグ 

関連記事:The Gregory Ginzburg Legacy Volume 2
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June 12, 2011

Great Pianists of The 20th Century Vol.37

20世紀の偉大なるピアニストたち 37

グリゴリー・ギンズブルグ 

great ginzburg

Disc.1
1. ハンガリー狂詩曲 第2番 〔カデンツァ付〕 S.244/2 (リスト)<47>
2. ハンガリー狂詩曲 第6番 S.244/6 (リスト)<47>
3. ハンガリー狂詩曲 第10番 S.244/10 (リスト)<50>
4. ハンガリー狂詩曲 第13番 S.244/13 (リスト)<51>
5. ハンガリー狂詩曲 第17番 S.244/17 (リスト)<58>
6. ハンガリー狂詩曲 第18番 S.244/18 (リスト)<58>
7. トルコ行進曲 (《アテネの廃墟》より) (ベートーヴェン=ルビンシテイン)<52>
8. ロンド・ア・カプリッチョ 「失われた小銭への怒り」 Op.129 (ベートーヴェン)<51>
9. パガニーニ大練習曲 第5番 狩り S.141/5 (リスト)<48>
10. セレナード (白鳥の歌より) S.560/7 (シューベルト=リスト)<47>
11. ナイチンゲール S.250/1 (アリャビエフ=リスト)<47>
12. 《エフゲニー・オネーギン》のポロネーズ S.429 (チャイコフスキー=リスト)<47>
13. 《エフゲニー・オネーギン》パラフレーズ (チャイコフスキー=パブスト)<48>

Disc.2
1.-4. ピアノソナタ Op.37 (チャイコフスキー)<49>
5. ピアノソナタ 第3番 Op.28 (プロコフィエフ)<49>
6. 追憶のソナタ Op.38/1 (メトネル)<57>
7.-8. 前奏曲 "歌と狂詩曲" Op.58 (ミャスコフスキー)<46/47>

音源: BMG (Melodiya)
Philips 456 802-2

〔メモ〕
アンナ・ゴリデンヴェイゼルとアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事したギンズブルグです。ゴリデンヴェイゼルはロシアの4人の偉大なピアノ教師のひとりとされています。例えば同じくロシアの4人の偉大なピアノ教師のひとりであるネイガウスの弟子たちの中でツートップと言えばリヒテルとギレリスになりますが、ゴリデンヴェイゼル派のツートップはフェインベルクとこのギンズブルグになるでしょう。
佐藤泰一氏の著書「ロシアピアニズム」を読むと非常に多くの偉大なピアニストがロシアにいたことがわかりますが、しかしそれにもかかわらず全体の割合から言うと「リスト弾き」と呼べる人はそれほど多くありません。そんななかギンズブルグは正真正銘のリスト弾きです。個人的にはロシア最高のリスト弾きだと思っています。
さてDisc.1ではそのリストの曲や編曲と、リストサークルのメンバーであったルビンシテインやパブストの編曲が収録されています。そしてDisc.2ではお国モノであるロシアの作曲家の作品が収録されています。ギンズブルグの演奏は卓越した技巧としなやかな表現力が魅力です。趣味の良さを持ったピアニストと言えるでしょう。

この録音群は初出のものも多いので、この「20世紀の~」のシリーズにギンズブルグを抜擢してくれたプロデューサーに感謝します。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴーリ・ギンズブルグ
フランツ・リスト→パウル・パブスト→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴーリ・ギンズブルグ


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December 15, 2010

The Gregory Ginzburg Legacy Volume 2

グリゴリー・ギンズブルグ

The Gregory Ginzburg Legacy Volume 2

ginzburg1

1. 死の舞踏 〔ジロティ版〕 S.126ii*
  巡礼の年 第1年 スイス S.160
2. ワレンシュタットの湖で
3. 泉のほとりで
4. オーベルマンの谷
5. 郷愁
6. ジュネーヴの鐘
7. ハンガリー狂詩曲 第17番 S.244/17
8. ハンガリー狂詩曲 第18番 S.244/18
9. ポロネーズ 第1番 S.223/1

*ニコライ・アノーソフ指揮/全ソヴィエト放送交響楽団

Arlecchino ARL 141
Recorded: 1948/1947/1949/1950

〔メモ〕
当盤はアルレッキーノレーベルが出したギンズブルグのシリーズ全10巻のうちの第2巻にあたります。ロシアの偉大なる教師であるゴリデンヴェイゼル門下のギンズブルグは、僕にとってロシア最高のピアニストの一人であるだけでなく、最高のリスト弾きの一人でもあります。彼の残した多くのリスト録音が、現在入手困難なことは残念でなりません。死の舞踏はジロティ版を演奏していますが、ギンズブルグの演奏は素晴らしいのに、オーケストラが若干残念な演奏です。巡礼の年はオーソドックスなスタイルながら、鮮やかな表現力により美しくそれでいて力強い名演です。ジュネーヴの鐘はライヴ録音もありますが、この演奏とそのライヴ録音の2つは僕にとって同曲の特に感動的な演奏です。ハンガリー狂詩曲、ポロネーズにしても奇を衒うことがなく、まさに正統的ピアニズムを体現しています。

フィリップスの「20世紀の偉大なるピアニストたち」のシリーズに、ギンズブルグが数々の名ピアニストに混じり抜擢されていて、貴重なリスト録音もその中に含まれてます。フィリップスよ、ありがとう。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→グリゴリー・ギンズブルグ 

関連記事:The Gregory Ginzburg Legacy Volume 5    
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January 15, 2006

4人のリスト弾き

みなさんはリスト弾きと聞いて誰を思い浮かべるでしょうか?おそらくブレンデル、シフラ、アラウ、ボレット、ベルマン、ワッツなどの名前が挙がるのではないでしょうか。他にも全体のレパートリーの割合からしてリストを特別多く取り上げているわけではないけれど、素晴らしいリスト演奏をするピアニストとして、ホロヴィッツやリヒテルなどもあげられます。他にも挙げていけばキリがありません。このピアニスト達は第一線で活躍し、コンサートや録音でその演奏の素晴らしさによりリスト受容に決定的な影響を及ぼしてきました。もし彼らがいなかったら、おそらく「リストへの誤解」は現在のその半分も解かれていなかったでしょう。僕もこのピアニスト達の演奏は大好きでCDはよく集めています。しかし僕がひいきにしているリスト弾きとなるとなぜかまったく違うメンバーになってしまいます。

僕がひいきにしているリスト弾き4人は

●エゴン・ペトリ
ショーンバーグ曰く「今世紀最高のリスト弾き」です(「今世紀」というのはもちろん20世紀のこと)。ブゾーニ系ピアニストは素晴らしい人がたくさんいますが、そのブゾーニ系ピアニストの最高峰ではないでしょうか。音質は悪いですが、彼のリスト録音を初めて聴いた時は、その鮮烈な演奏に衝撃を受けました。

●グリゴリー・ギンズブルグ
ロシアにおける人気や知名度でリヒテル、ギレリスやソフロニツキー、ユージナなどの影に隠れてしまいますが、ギンズブルグは彼らに実力的には勝っても劣らないと信じています。オーソドックスで瑞々しく、いつまでも聴いていたいと思わせる演奏です。

●セルジオ・フィオレンティーノ
同じイタリアのミケランジェリはこの世には自分一人しかピアニストがいないと思っていたそうですが、レコードプロデューサーのE.ルンペ氏によるとそのミケランジェリはフィオレンティーノのことを「もう一人のピアニスト」と認めていたそうです。リストの楽曲は様々な曲種があり、それら全てに対応するのは至難の業です。しかしフィオレンティーノはそれができる。ソナタやバラードなどの大曲には真正面から取り組み最高の成果を挙げ、練習曲などでは鬼のようなエグい技巧をみせ(決して表面的ではない)、ハンガリー狂詩曲ではラプソディックに歌える。そして、コンソレーションや後期作品などで思索的な演奏ができる、という具合です。

●ジョセフ・ヴィラ
ヴィラの場合は技巧ばかりが注目されますが、それだけではないです。例えば愛の賛歌やアデライーデにおける詩的な歌と美しい音色。アラウに匹敵する包容力まで持ち合わせてます。もちろん超絶的な技巧も彼の一つの武器です。運命交響曲はあらゆる意味で素晴らしい。ちなみに彼のベートーヴェンのソナタも最高です。グレゴール・ベンコ氏による「彼がもし生きていたら現在の最も偉大なピアニストだった」という言葉に共感します。

これはリスト演奏に限定した、お気に入りのピアニストです。他の作曲家だと、また好きなピアニストは変ってきます。4人の共通点を考えたのですが、しいて言えば音楽をわかりやすく聴衆に理解させようとしている点ではないでしょうか。

みなさんはどんなリスト弾きをひいきにしていますか?


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