フジコ・ヘミング

July 25, 2010

フジコ・ヘミングの是非

フジコ・ヘミングについて思うことを書きたいと思います。

正直言うと僕はほとんど彼女のCDを聴いたことがありません。NHKが放送したドキュメンタリーの第1回の放送を見たことがありますが、その時に印象に残ったのは「ため息」の演奏です。あの演奏はやさしい表情を持った名演だったと思います。しかし他の曲の演奏に対しては「嫌いでもないが、特別なものも感じなかった」というのが素直な感想です。

しかし日本のリストファンは彼女に感謝すべきだと僕は思います。彼女の代名詞となったカンパネラですが、彼女のおかげで「クラシック音楽を聴く人にとっては有名な曲」から「クラシック音楽を聴かない人も聴いたことある曲」という具合に認知度が飛躍的に上がったと思います。

他のジャンルと比べて、残念ながらクラシック音楽のリスナーというのは少数派です。そしてクラシック音楽のリスナーが少ないというこの状況のなかで、認知度を高めることがどれだけ大変なことでしょう。彼女を通じてフランツ・リストに興味を持った方や好きになった方も少なくはないのと思います。僕は彼女がリストファンを増やしてくれたことに感謝したいです。


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ミッチ at 09:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)