フリードリヒ・グルダ
July 10, 2011
Great Pianists of The 20th Century Vol.41
20世紀の偉大なるピアニストたち 41
フリードリヒ・グルダ 2
Disc.1
1.-3. ピアノ協奏曲 第1番 Op.15 (ベートーヴェン)<51>*
4. コンチェルトシュトゥック Op.79 (ウェーバー)<56>"
5. ブルレスケ (R.シュトラウス)<54>#
Disc.2
1.-3. ピアノ協奏曲 第1番 Op.11 (ショパン)〔バラキレフ編〕<54>$
4. バラード 第1番 Op.23 (ショパン)<54>
5. バラード 第2番 Op.38 (ショパン)<54>
6. バラード 第3番 Op.47 (ショパン)<54>
7. バラード 第4番 Op.52 (ショパン)<54>
8. ララバイ・オブ・バードランド (シアリング=フォースター)<?>
*カール・ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
"フォルクマー・アンドレーエ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
#アントニー・コリンズ指揮/ロンドン交響楽団
$エイドリアン・ボールト指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
音源: Decca, Edition Steingraber, Good Music Publ.
Philips 456 820-2
〔メモ〕
ジャズに傾倒しチック・コリアなどのジャズミュージシャンとのセッションで人気を博したグルダですが、クラシカルのピアニストとしてもバッハの平均律全曲やベートーヴェンのソナタ全曲録音という偉業を残しています。彼は若いころニューヨークの名門ジャズクラブ「バードランド」で演奏したり、ニューポート・ジャズ・フェスティバルに参加したりと意欲的な音楽活動を行っていました。
ここでのベートーヴェンやウェーバーでは正真正銘のクラシカルピアニストとしてのグルダが存在してます。ザイドルホーファーの弟子として、ウィーン楽派の正統的なピアニストとしての演奏をしています。お茶目な遊び心も時折垣間見えます。ショパンの協奏曲ではなんとバラキレフ編を演奏。なんでバラキレフ編曲を演奏することになったのか興味あります。
そして最後の最後に収録されているのはなんとジャズのスタンダードナンバー「バードランドの子守唄」です。ゆっくりなバージョンしか聴いたことがなかったので、この速いバージョンも面白かったです。
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フリードリヒ・グルダ 2
Disc.1
1.-3. ピアノ協奏曲 第1番 Op.15 (ベートーヴェン)<51>*
4. コンチェルトシュトゥック Op.79 (ウェーバー)<56>"
5. ブルレスケ (R.シュトラウス)<54>#
Disc.2
1.-3. ピアノ協奏曲 第1番 Op.11 (ショパン)〔バラキレフ編〕<54>$
4. バラード 第1番 Op.23 (ショパン)<54>
5. バラード 第2番 Op.38 (ショパン)<54>
6. バラード 第3番 Op.47 (ショパン)<54>
7. バラード 第4番 Op.52 (ショパン)<54>
8. ララバイ・オブ・バードランド (シアリング=フォースター)<?>
*カール・ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
"フォルクマー・アンドレーエ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
#アントニー・コリンズ指揮/ロンドン交響楽団
$エイドリアン・ボールト指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
音源: Decca, Edition Steingraber, Good Music Publ.
Philips 456 820-2
〔メモ〕
ジャズに傾倒しチック・コリアなどのジャズミュージシャンとのセッションで人気を博したグルダですが、クラシカルのピアニストとしてもバッハの平均律全曲やベートーヴェンのソナタ全曲録音という偉業を残しています。彼は若いころニューヨークの名門ジャズクラブ「バードランド」で演奏したり、ニューポート・ジャズ・フェスティバルに参加したりと意欲的な音楽活動を行っていました。
ここでのベートーヴェンやウェーバーでは正真正銘のクラシカルピアニストとしてのグルダが存在してます。ザイドルホーファーの弟子として、ウィーン楽派の正統的なピアニストとしての演奏をしています。お茶目な遊び心も時折垣間見えます。ショパンの協奏曲ではなんとバラキレフ編を演奏。なんでバラキレフ編曲を演奏することになったのか興味あります。
そして最後の最後に収録されているのはなんとジャズのスタンダードナンバー「バードランドの子守唄」です。ゆっくりなバージョンしか聴いたことがなかったので、この速いバージョンも面白かったです。
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July 03, 2011
Great Pianists of The 20th Century Vol.40
20世紀の偉大なるピアニストたち 40
フリードリヒ・グルダ 1
Disc.1
1.-12. 前奏曲集 第1巻 (全曲)(ドビュッシー)<55>
13.-24. 前奏曲集 第2巻 (全曲)(ドビュッシー)<55>
25. 喜びの島 (ドビュッシー)<55>
Disc.2.
1. 水に映る影 (ドビュッシー)<57>
2. グラナダの夕べ (ドビュッシー)<57>
3.-6. ベルガマスク組曲 (全曲)(ドビュッシー)<51>
7.-9. ピアノのために (全曲)(ドビュッシー)<57>
10.-12. ソナチネ (ラヴェル)<57>
13.-20. 高雅で感傷的なワルツ (ラヴェル)<57>
21.-23. 夜のガスパール (ラヴェル)<53>
音源: Decca
Philips 456 817-2
〔メモ〕
ザイドルホーファーの弟子でジュネーブコンクール優勝経験のあるグルダです。彼のキーワードは自由奔放と言えるのではないでしょうか。グルダはクラシックのメインストリームから自ら脱し、ジャズを含む自由な演奏に傾倒していきます。ピアノだけではなくエレクトリック・キーボードやサックスを演奏したり、大手レコード会社で録音することもやめたり、プロデューサーも「まるでシャツを着替えるかのように」変えていたそうです。「自由の旗を掲げる反逆児」というレッテルを貼られたこともありました。(昔ドイツでテレビを見ていたらグルダが全裸でリコーダーを吹いてるのを観て笑った覚えがあります(笑))
ここに収録されてるドビュッシー、ラヴェルは大手であるデッカ時代のものですが、ここでの演奏を聴く限りあまり反逆児という感じはしません。ウィーン楽派の名教授ザイドルホーファーの弟子らしく、むしろクラシカルなバランス感覚のある演奏のように思えます。しかしグルダはドビュッシー、ラヴェルのフランス印象主義音楽をジャズミュージックと関連づけて考えていたそうです。
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フリードリヒ・グルダ 1
Disc.1
1.-12. 前奏曲集 第1巻 (全曲)(ドビュッシー)<55>
13.-24. 前奏曲集 第2巻 (全曲)(ドビュッシー)<55>
25. 喜びの島 (ドビュッシー)<55>
Disc.2.
1. 水に映る影 (ドビュッシー)<57>
2. グラナダの夕べ (ドビュッシー)<57>
3.-6. ベルガマスク組曲 (全曲)(ドビュッシー)<51>
7.-9. ピアノのために (全曲)(ドビュッシー)<57>
10.-12. ソナチネ (ラヴェル)<57>
13.-20. 高雅で感傷的なワルツ (ラヴェル)<57>
21.-23. 夜のガスパール (ラヴェル)<53>
音源: Decca
Philips 456 817-2
〔メモ〕
ザイドルホーファーの弟子でジュネーブコンクール優勝経験のあるグルダです。彼のキーワードは自由奔放と言えるのではないでしょうか。グルダはクラシックのメインストリームから自ら脱し、ジャズを含む自由な演奏に傾倒していきます。ピアノだけではなくエレクトリック・キーボードやサックスを演奏したり、大手レコード会社で録音することもやめたり、プロデューサーも「まるでシャツを着替えるかのように」変えていたそうです。「自由の旗を掲げる反逆児」というレッテルを貼られたこともありました。(昔ドイツでテレビを見ていたらグルダが全裸でリコーダーを吹いてるのを観て笑った覚えがあります(笑))
ここに収録されてるドビュッシー、ラヴェルは大手であるデッカ時代のものですが、ここでの演奏を聴く限りあまり反逆児という感じはしません。ウィーン楽派の名教授ザイドルホーファーの弟子らしく、むしろクラシカルなバランス感覚のある演奏のように思えます。しかしグルダはドビュッシー、ラヴェルのフランス印象主義音楽をジャズミュージックと関連づけて考えていたそうです。
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