ライヴ

September 19, 2010

Vladimir Sofronitsky Vol.IV

ヴラディーミル・ソフロニツキー

Vladimir Sofronitsky Vol.IV

sofronitsky

1. ダンテを読んで - ソナタ風幻想曲 S.161/7
2. 葬送曲 S.173/7
3. 忘れられたワルツ 第1番 S.215/1
4. 小人の踊り S.145/2
5. ペトラルカのソネット 第104番 S.161/5
6. メフィストワルツ 第2番 S.515
7. ピアノソナタ S.178

Arlecchino ARL28
recorded: 1950's

〔メモ〕
全20巻に及ぶアルレッキーノレーベルのソフロニツキーのシリーズですが、これはその第4巻に当ります。「ソフロニツキーといえばスクリャービン」「スクリャービンといえばソフロニツキー」というくらいスクリャービンと関連の強い演奏家ですが、スクリャービンは僕の非常に好きな作曲家にもかかわらず、僕は正直言ってソフロニツキーのスクリャービン演奏が特別好きにはなれませんでした(いくつか好きなものもありますが)。僕はソフロニツキーと相性が悪いのかと思いましたが、そうではありませんでした。
ここでの彼の演奏は斬れば血が噴き出すような生々しさがあります。ペトラルカのソネットで一番好きな演奏はリパッティによるものですが、ソフロニツキーとカペルの録音もそれに比べるに値する名演だと思います。この曲は圧倒的音楽センスが要求される、解釈の最も難しい曲ではないでしょうか。そしてダンテソナタ。先ほど申し上げたように尋常ではない生々しさです。ソフロニツキーの同門でマリア・ユージナというピアニストがいますが、彼女の演奏するバッハ変奏曲に匹敵するおどろおどろしさ。この二人はやっぱり幽玄の世界に逝っちゃってるのだ。

ちなみにメフィストワルツは途中で崩壊しそうになり、ループしたりというアクシデントがありますが、ご愛嬌ということで。

フランツ・リスト→カール・タウジヒ→アレクサンドル・ミハウォフスキ→ヴラディーミル・ソフロニツキー 


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ミッチ at 09:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)