生誕200年
December 27, 2011
フランツ・リスト生誕200年 記念銀貨
ハンガリーと並びフランツ・リストの祖国のひとつであるドイツが生誕200年を記念して銀貨を発行するそうです。
額面は10ユーロの銀貨です。
欲しい
日本ではこちらで買えるみたいです。
外部リンク:TAISEI COINS Online Shop
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October 22, 2011
シェーンベルク 「フランツ・リスト その活動と本質」
本日10月22日はフランツ・リストの誕生日であり、200年前の今日フランツ・リストは誕生しました。今日ご紹介する文章は100年前の1911年に作曲家アルノルト・シェーンベルクがリスト生誕100年を記念して寄稿したものの抜粋です。
“偉大なる人物たちの重要性が例外なくそうであるように、リストの重要性もまた「信心」というものの中に見出すことができるのだ。いわばそれは熱狂的な類の信心であるが、そのような信心に心を支配された人間は常人とは大きく異なる。確信を持つのが常人ならば、信心に取り憑かれているのが偉人なのである。”
“リストにとってのこの熱狂的とも言える信心は他の偉大なるものたち同様に特徴的である。常に本能的なものに触れようとし、自我の根源の中に身を置き、彼は信心という能力を有していたのだ。己を信じ、己より偉大なるものを信じた。そして進化、文化、美、道徳、人間性を信じ、なによりも彼は神を信じていたのだ!このような信心は己を通じて導き出される精神性の高みへと他の者をも高めようとする、その人間の強烈な本能に起因するに他ならない。そのような人種はもはや芸術家ではない。むしろより偉大なる者 ―そう預言者なのだ!”
アルノルト・シェーンベルク
引用元:
Arnold Schönberg
Gesammelte Schriften 1: Stil und Gedanke / Aufsätze zur Musik
Franz Liszts Werk und Wesen : P169-173より抜粋
シェーンベルクはリストの「ファウスト交響曲」を高く評価していたようですが、それ以外のリスト作品をどのように評価していたかは僕は知りません。例えばピアニストのマウリツィオ・ポリーニはリストの後期作品をシェーンベルクなどの20世紀音楽へ繋がる作品群と定義しましたが、当のシェーンベルクはリストの後期作品をどう思っていたのか気になります。預言者と言うからにはやはりリストの先進性を評価していたのでしょうか?
関連記事: バルトークは語る -リストの先進性-
関連記事: ラヴェルは語る -リスト作品の欠陥-
関連記事: ブゾーニは語る -リストという木-
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May 19, 2011
N響アワー 「生誕200年 フランツ・リストの魔術」
番組名: N響アワー
放送日時: 2011年5月22日(日) 9時00分~9時57分
チャンネル:NHK教育テレビ
詳細
2011年、生誕200年を迎える作曲家、フランツ・リストの作品を特集します。
卓越したテクニックで「ピアノの魔術師」と呼ばれたリスト。 即興的な演奏を得意とし、あまりの衝撃的な演奏にリサイタルでは失神する聴衆が続出したという話は有名ですが、 オーケストラ音楽の分野でも「交響詩」と呼ばれるジャンルを創始するなど、後世に大きな影響を与えました。
リストの研究家として世界的に知られる野本由紀夫さんをゲストに迎え、 代表作のひとつ「ピアノ協奏曲第1番」を軸に、リストの生涯に迫ります。
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 ( リスト作曲 )
ピアノ: 横山 幸雄
指揮: 準・メルクル
管弦楽 : NHK交響楽団
[ 収録: 2005年4月9日, NHKホール ]
ほ か
- 司 会 -
西村 朗 ( 作曲家 )
黒崎めぐみ (アナウンサー)
これは楽しみ。久しぶりにN響アワーを観ます。
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January 07, 2011
野本由紀夫 リスト講座
リスト研究家の野本由紀夫氏がリスト講座というものをするそうです。
詳細は下記リンクからどうぞ
~リスト生誕200年記念講座~
リストを弾くための10のポイント
日時:2011年2月14日(月)10:30-12:30
会場:スガナミ楽器町田店2Fハーモニーホール
ピアノ指導者向けの講習みたいです。これは指導者じゃないと参加できないものなのかな?僕は指導者でもなんでもないんですが、非常に興味あるので行ってみたい。
ちなみに僕はそこの楽器屋さんのまわし者じゃないです(笑)
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