20世紀の偉大なるピアニストたち

July 23, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.92

20世紀の偉大なるピアニストたち 92 

ソロモン 

great solomon

Disc.1
1.-2. 前奏曲とフーガ (BWV543) S.462/1 (バッハ=リスト)<43>
3.-5. ピアノソナタ 第13番 K.333 (モーツァルト)<56>
6.-10. ピアノソナタ 第29番 Op.106 (ベートーヴェン)<52>

Disc.2
1. 子守歌 Op.57 (ショパン)<52>
2. バラード 第4番 Op.52 (ショパン)<46>
3. 幻想曲 Op.49 (ショパン)<32>
4. ポロネーズ 第6番 英雄 Op.53 (ショパン)<32>
5. ラ・レジェレッツァ S.144/2 (リスト)<30>
6. 泉のほとりで S.160/4 (リスト)<30>
7. ハンガリー狂詩曲 第15番 ラーコーツィ行進曲 S.244/15 (リスト)<32>
8.-34. ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 (ブラームス)42>
35. 間奏曲 Op.117/2 (ブラームス)<44> 

音源: EMI
Philips 456 973-2

〔メモ〕
本名はソロモン・カットナーですが、ピアニストとして活動の際はソロモンとファーストネームのみを使用していました。幼少期、ロンドンにて彼はクララ・シューマンの弟子であるマティルデ・ヴェルネに師事しました。しかしヴェルネは自分のピアノ教師としての名声を高めるためにソロモン少年を利用し、そしてヴェルネは彼に過度なピアノ練習を強要していました。後年ソロモン本人はヴェルネとの幼少期に対して「つらく、酷いものだった」と回想しています。その後レシェティツキの弟子であるシモン・ルムシスキーに師事し、そしてさらに新天地を求めてパリへ行き、そこで名教師ラザール・レヴィに師事することになります。
さて英国紳士ソロモンの演奏ですが、精妙なレガートによる高潔なピアニズムです。彼のレガートは深い打鍵によるもので、「フィンガーペダル」と呼ばれるほどの前後の音が若干重なるくらいのレガートだったそうです。そしてルムシスキーから学んだ「真珠のような音色」もソロモンの魅力のひとつです。柔らかな輝きのある演奏。


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 20:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 16, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.91

20世紀の偉大なるピアニストたち 91 

ヴラディーミル・ソフロニツキー 

great sofronitsky

Disc.1
1. ポロネーズ 第1番 Op.26/1 (ショパン)<60>
2. ワルツ 第9番 Op.69/1 (ショパン)<60>
3. ワルツ 第12番 Op.70/2 (ショパン)<60>
4. ワルツ 第13番 Op.70/3 (ショパン)<60>
5. 即興曲 第3番 Op.51 (ショパン)<60>
6. 舟歌 Op.60 (ショパン)<60>
7. 夜想曲 第7番 Op.27/1 (ショパン)<60>
8. 夜想曲 第8番 Op.27/2 (ショパン)<60>
9. マズルカ Op.41/1 (ショパン)<60> 
10. マズルカ Op.41/2 (ショパン)<60>
11. マズルカ Op.63/2 (ショパン)<60>
12. マズルカ Op.33/3 (ショパン)<60>
13. マズルカ Op.33/4 (ショパン)<60>
14. マズルカ Op.68/4 (ショパン)<60>
15. マズルカ Op.30/2 (ショパン)<60>
16. マズルカ Op.30/3 (ショパン)<60>
17. マズルカ Op.30/4 (ショパン)<60>
18. マズルカ Op.50/3 (ショパン)<60>

Disc.2
1.-4. ピアノソナタ 第3番 Op.23 (スクリャービン)<58>
5. ピアノソナタ 第9番 黒ミサ Op.68 (スクリャービン)<58>
6. ピアノソナタ 第2番 幻想ソナタ Op.19 第2楽章 (スクリャービン)<60>
7. 炎に向かって Op.72 (スクリャービン)<59>
8.-9. 2つの舞曲 Op.73 (スクリャービン)<59>
10. 前奏曲 Op.11/16 (スクリャービン)<58>
11. 前奏曲 Op.35/2 (スクリャービン)<58>
12. 前奏曲 Op.37/1 (スクリャービン)<58>
13.-14. 2つの詩曲 Op.32 (スクリャービン)<58>
15. 練習曲 Op.42/3 (スクリャービン)<59>
16.-17. ピアノソナタ 第4番 Op.30 (スクリャービン)<60>

音源: BMG (MELODIYA)
Philips 456 970-2

〔メモ〕 
アンナ・レベデワ=ゲツェヴィチ(ニコライ・ルビンシテインの弟子)、アレクサンドル・ミハウォフスキ(ショパンとリスト直系)、レオニード・シシェドリン、レオニード・ニコラーエフに師事したソフロニツキーです。彼はスクリャービンの娘婿となりスクリャービン演奏のスペシャリストと目されていました。ソフロニツキーはプロコフィエフ、ホロヴィッツ、メトネル、グラズノフ、リヒテル、ギレリス、H・ネイガウスなど多くの音楽家から敬意を評されています。ソフロニツキーがリヒテルに対し「君は天才だ」と言ったら、リヒテルは即座に「あなたは神だ」と返答したとか。
ここでは彼の最も得意としたショパンとスクリャービンが収録されています。演奏は幻想性があり、想像力に富んだ、自由な演奏です。音楽が自発性を持ち生き物のようであり、斬れば血が出るかのような生々しさもあります。それから彼は薬物中毒、アルコール中毒だったと言われていますが、偶然にも彼の演奏にも中毒性のようなものがあります。 

フランツ・リスト→カール・タウジヒ→アレクサンドル・ミハウォフスキ→ヴラディーミル・ソフロニツキー 


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 09, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.90

20世紀の偉大なるピアニストたち 90 

ルドルフ・ゼルキン 

great serkin

Disc.1
1.-3. ピアノソナタ 第23番 熱情 Op.57 (ベートーヴェン)<36>
4.-6. ピアノ協奏曲 第14番 K.449 (モーツァルト)<38>*
7.-9. ピアノ協奏曲 第17番 K.453 (モーツァルト)<81>" 

Disc.2
1.-3. ピアノ協奏曲 第12番 K.414 (モーツァルト)<81>" 
4.-6. ピアノ協奏曲 第16番 K.451 (モーツァルト)<88># 
7.-9. ピアノ協奏曲 第19番 K.459 (モーツァルト)<83>" 

*アドルフ・ブッシュ指揮/ブッシュ室内管弦楽団
"クラウディオ・アバド指揮/ロンドン交響楽団
#クラウディオ・アバド指揮/ヨーロッパ室内管弦楽団 

音源: EMI, DG
Philips 456 964-2 

〔メモ〕
ウィーンでリヒャルト・ロベルトに師事したゼルキンです。9歳の時にアルフレート・グリュンフェルトに演奏を聴いてもらい、そのグリュンフェルトが彼にロベルトに師事することを提案したそうです。そしてゼルキンはヨーゼフ・マルクスとアルノルト・シェーンベルクから作曲を学んでいます。またゼルキンはブゾーニに師事しようと演奏を聴いてもらいますが、ブゾーニは自分に学ぶより演奏活動をたくさんするようにというアドバイスを与えたとのこと。17歳の時にヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュと出会い、その後ゼルキンはブッシュの伴奏者となり、そして家族の一員として一緒に暮らすことになります。その結果ゼルキンはブッシュの娘と結婚することになります。
ゼルキンの演奏は実直な演奏です。器用さや優雅さを若干犠牲にしてでも音楽の核へと近づこうとしているような演奏で、彼の演奏は心に迫ってきます。ここに収録されている熱情ソナタは彼の最初のソロ録音で、魂のこもった熱演と言えるでしょう。


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 19:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 02, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.89

20世紀の偉大なるピアニストたち 89 

アルトゥール・シュナーベル 

great schnabel

Disc.1
1.-3. ピアノソナタ 第21番 ワルトシュタイン Op.53 (ベートーヴェン)<33>
4.-37. ディアベッリの主題による33の変奏曲 Op.120 (ベートーヴェン)<37>

Disc.2
1.-3. ピアノソナタ 第30番 Op.109 (ベートーヴェン)<42>
4.-6. ピアノソナタ 第32番 Op.111 (ベートーヴェン)<42>
7.-9. ピアノ協奏曲 第4番 Op.58 〔両カデンツァ:ベートーヴェン〕(ベートーヴェン)<33>*

*マルコム・サージェント指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 

音源: EMI, BMG 
Philips 456 961-2 

〔メモ〕  
19世紀にて多くの素晴らしい弟子を輩出した偉大なピアノ教師といえば、リストとレシェティツキーに代表されます。リストとレシェティツキーは二人ともチェルニー門下なのでベートーヴェン直系のピアニストと言えるでしょう。今回ご紹介するシュナーベルはレシェティツキーの弟子のひとりです。レシェティツキーは「君は決してピアニストにはならないだろう。君は音楽家なのだ」とシュナーベルへ言っています。他にシュナーベルはハンス・シュミットにも師事しています。
シュナーベルによるベートーヴェンのピアノソナタ全集の世界初録音は、エトヴィン・フィッシャーによる平均律全曲の世界初録音とともに、録音史に残る偉業と讃えられています。彼はテクニシャンではなくミスタッチも散見されますが、演奏は若々しく、そして瑞々しくフレッシュな演奏です。天翔けるベートーヴェン。

ちなみに今では信じられませんが、シュナーベルが若い頃はシューベルトのピアノ音楽はピアニスト達にほとんど取り上げられることはありませんでした。レシェティツキーがシュナーベルへシューベルトのピアノソナタを教え、シュナーベルが多く取り上げたことによりシューベルトのピアノ音楽が復権していきました。 


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 19:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 25, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.88

20世紀の偉大なるピアニストたち 88 

アンドラーシュ・シフ 

great schiff

Disc.1
1.-15. インヴェンション BWV772-786 (全曲)(バッハ)<83>
16.-30. シンフォニア BWV787-801 (全曲)(バッハ)<83>
31.-32. 半音階的幻想曲とフーガ BWV903 (バッハ)<82>
33.-38. イギリス組曲 第2番 BWV807 (バッハ)<88>

Disc.2
1.-3. ピアノソナタ 第15番 K.545 (モーツァルト)<80>
4.-6. ピアノソナタ 第17版 K.576 (モーツァルト)<80>
7.-12. 楽興の時 D.780 (全曲)(シューベルト)<90>
13.-15. 3つのピアノ小品 D.946 (シューベルト)<88> 

音源: Decca
Philips 456 925-2 

〔メモ〕
幼少期はエリザベト・バダスに、その後ブダペストのフランツ・リストアカデミーで名教師と名高いパール・カドシャやフェレンツ・ラドシュなどに師事したシフです。またジョージ・マルコムによるマスタークラスにも参加しています。そして彼はアルフレッド・コルトーやエトヴィン・フィッシャーに大きな影響を受けました。
彼のデッカレーベルへの録音で代表的なものはバッハの代表作品集、モーツァルトのピアノソナタ全集、シューベルトのピアノソナタ全集+αですが、やはり代表的録音というだけあってどれも素晴らしいです。演奏は芯のある音色でコントロールをよく効かせた演奏。特筆すべきは装飾音の妙技ではないでしょうか。チェンバロ奏者のような大胆な装飾音ではなく、ピアニストならではの絶妙な装飾音が素晴らしいです。彼の指先の感覚が研ぎ澄まされているのではないかと感じます。 

ちなみにシフは「私はリストの音楽に共感も愛着もない」と言っています。フランツ・リスト好きとしては残念です。

フランツ・リスト→イシュトヴァーン・トマーン→アルノルド・セーケイ→パール・カドシャ→アンドラーシュ・シフ
フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→サミュエル・フェインベルク→ヴィクトル・メルジャーノフ→フェレンツ・ラドシュ→アンドラーシュ・シフ


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 23:51|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

June 19, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.87

20世紀の偉大なるピアニストたち 87 

アルトゥール・ルービンシュタイン 3 

great rubinstein 3

Disc.1
1.-4. ピアノソナタ 第18番 Op.31/3 (ベートーヴェン)<54>
5.-7. 前奏曲、コラールとフーガ (フランク)<70>
8.-11. ピアノソナタ 第21番 D.960 (シューベルト)<65>

Disc.2
1.-5. ピアノソナタ 第3番 Op.5 (ブラームス)<59>
6. ロマンス Op.118/5 (ブラームス)<59>
7. 間奏曲 Op.116/6 (ブラームス)<59>
8. バラード Op.10/4 (ブラームス)<70>
9.-16. 幻想小曲集 Op.12 (全曲)(シューマン)<62>

音源: BMG
Philips 456 967-2 

〔メモ〕 
アレクサンドル・ルジツキやリスト直系ピアノ教師カール・ハインリヒ・バルトに師事したルービンシュタインです(おそらくパデレフスキにもレッスンをしてもらっている)。彼は1932年にレパートリーの拡充とテクニックの磨き直しのため一度コンサート活動から身を引きました。録音活動は主にRCAレーベルで行いました。レパートリーも幅広く1961年にはカーネギーホールにて10回の連続リサイタルを開き70人の作曲家による約90の作品を演奏したそうです。
ポーランド出身である彼はショパンと最も深く関連付けれらますが、ショパン以外のロマン派音楽も得意としていました。ショパン以外のロマン派作曲家で最も好んで取り上げていたのはシューマン、ブラームスです。ここでの演奏は自分の感情に素直に従った演奏です。深く考えすぎたり、こねくり回したりしない演奏です。
ベートーヴェンの演奏についてはリスト直系ピアニストであるエドゥアール・リスレール*に大きな影響を受けているとか。「現代ではリスレールのように美しく、感動的にベートーヴェンのソナタを演奏するピアニストを聴いたことがない。彼はとても自然な解釈で、音楽が彼に語りかけているようであり、これら傑作の非常にロマンティックな資質を表出している」とルービンシュタインは自伝に書いています。彼も自然な美しさを目指した演奏だと思います。

*リスレールはリストの3人の弟子クリントヴォルト、ダルベール、シュターヴェンハーゲンに師事しました。 

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ブロンザルト→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 01:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 11, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.86

20世紀の偉大なるピアニストたち 86 

アルトゥール・ルービンシュタイン 2 

great rubinstein 2

Disc.1
1.-3. ピアノ協奏曲 Op.54 (シューマン)<58>*
4.-6. ピアノ協奏曲 Op.16 (グリーグ)<61>" 
7.-8. ピアノ協奏曲 第2番 Op.22 第1楽章、第2楽章 (サン=サーンス)<58>"

Disc.2
1. ピアノ協奏曲 第2番 Op.22 第3楽章 (サン=サーンス)<58>"
2.-4. ピアノ協奏曲 第2番 Op.21 (ショパン)<58>#
5.-7. ピアノ協奏曲 第1番 Op.23 (チャイコフスキー)<63>$ 

*ヨーゼフ・クリップス指揮/RCAビクター交響楽団
"アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮/RCAビクター交響楽団 
#アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮/シンフォニー・オブ・ジ・エア 
$エーリヒ・ラインスドルフ指揮/ボストン交響楽団 

音源: BMG
Philips 456 958-2 

〔メモ〕
ルービンシュタインの協奏曲の録音を集めたアルバムです。彼は4歳の時に高名なヴァイオリニストであったヨーゼフ・ヨアヒムに演奏を聴いてもらい、ヨアヒムはその少年の演奏に感銘を受けました。その結果ヨアヒムはアルトゥール少年の音楽教育管理をすることになり、その際にヨアヒムが推薦したピアノ教師はリスト直系のピアノ教師であるカール・ハインリヒ・バルトです。そして音楽理論教育を担当した教師はマックス・ブルッフとロベルト・カーンになります。
ルービンシュタインはサン=サーンスの協奏曲2番の演奏を作曲者本人に聴いてもらったこともあります。。ここでの演奏も前回同様、基本的に自然体な演奏です。解釈は極めてオーソドックスでシンプル。そして時に力強く、情熱的でもあります。ネガティブなこと全く感じさせないポジティブな演奏です。

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ブロンザルト→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン 
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン 


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 20:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

June 04, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.85

20世紀の偉大なるピアニストたち 85 

アルトゥール・ルービンシュタイン 1 

great rubinstein 1

Disc.1 
1.-2. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22 (ショパン)<64>
3. 夜想曲 第13番 Op.48/1 (ショパン)<65>
4. 夜想曲 第14番 Op.48/2 (ショパン)<65>
5. ポロネーズ 第3番 軍隊 Op.40/1 (ショパン)<64>
6. ワルツ 第7番 Op.64/2 (ショパン)<63>
7. 夜想曲 第7番 Op.27/1 (ショパン)<65> 
8. 夜想曲 第8番 Op.27/2 (ショパン)<65>
9. ワルツ 第6番 子犬 Op.64/1 (ショパン)<63>
10. 子守歌 Op.57 (ショパン)<62> 
11. 即興曲 第1番 Op.29 (ショパン)<64> 
12. 即興曲 第2番 Op.36 (ショパン)<64>
13. 即興曲 第3番 Op.51 (ショパン)<64>
14. スケルツォ 第3番 Op.39 (ショパン)<59> 

Disc.2 
1. バラード 第3番 Op.47 (ショパン)<59>
2.-4. 3つの新練習曲 Op.posth (ショパン)<62>
5. 即興曲 第4番 幻想即興曲 Op.66 (ショパン)<64>
6. ワルツ 第2番 華麗なるワルツ Op.34/1 (ショパン)<63>
7. ワルツ 第5番 Op.42 (ショパン)<63>
8. マズルカ Op.68/1 (ショパン)<66>
9. マズルカ Op.68/2 (ショパン)<66>
10. マズルカ Op.68/3 (ショパン)<66>
11. マズルカ Op.68/4 (ショパン)<66>
12.-15. ピアノソナタ 第2番 Op.35 (ショパン)<61>
16. バラード 第4番 Op.52 (ショパン)<59>
17. ポロネーズ 第6番 英雄 Op.53 (ショパン)<64> 

音源: BMG 
Philips 456 955-2 

〔メモ〕  
当時「ベートーヴェンといえばシュナーベル、ドビュッシーといえばギーゼキング、ショパンといえばルービンシュタイン」と人々に言われたほど、ショパンと関連深いポーランド出身のルービンシュタインです。幼少期は7歳で公開演奏を開くほどの神童でした。また彼はホロヴィッツと犬猿の仲だったというのも面白いです。(ホロヴィッツは内向的、ルービンシュタインは外向的な人間だったから相性が悪かったのでしょうか?)
ルービンシュタインのショパンはなよなよとした感傷性を排し、骨太で男性的な演奏です。地に足のついた演奏ですが、時にはチャーミングな一面も覗かせます。興奮させるような演奏ではなく安心して聴ける演奏で、自然体だからこそ多くの聴衆に愛されたのでしょう。 

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ブロンザルト→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→カール・H・バルト→アルトゥール・ルービンシュタイン 


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 22:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 28, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.84

20世紀の偉大なるピアニストたち 84 

スヴャトスラフ・リヒテル 3 

great richter 3

Disc.1 
1.-3. ピアノ協奏曲 第2番 Op.18 (ラフマニノフ)<59>*
4. 前奏曲 Op.32/1 (ラフマニノフ)<59> 
5. 前奏曲 Op.32/2 (ラフマニノフ)<59>
6. 前奏曲 Op.23/2 (ラフマニノフ)<59> 
7. 前奏曲 Op.23/4 (ラフマニノフ)<59> 
8. 前奏曲 Op.23/5 (ラフマニノフ)<59> 
9. 前奏曲 Op.23/7 (ラフマニノフ)<59> 
10. 練習曲 Op.2/1 (スクリャービン)<52> 
11. 練習曲 Op.8/5 (スクリャービン)<52>
12. 練習曲 Op.42/2 (スクリャービン)<52>
13. 練習曲 Op.42/3 (スクリャービン)<52>
14. 練習曲 Op.42/4 (スクリャービン)<52>
15. 練習曲 Op.42/5 (スクリャービン)<52>
16. 練習曲 Op.42/6 (スクリャービン)<52>
17. 練習曲 Op.8/11 (スクリャービン)<52>
18. 練習曲 Op.42/8 (スクリャービン)<52> 
19. 練習曲 Op.65/1 (スクリャービン)<52> 
20. 練習曲 Op.65/2 (スクリャービン)<52>
21. 練習曲 Op.65/3 (スクリャービン)<52>

Disc.2 
1.-9. 森の情景 Op.82 (全曲)(シューマン)<56> 
10. 夕べに Op.12/1 (シューマン)<59> 
11. 飛翔 Op.12/2 (シューマン)<59>
12. なぜに Op.12/3 (シューマン)<59>
13. 夜に Op.12/5 (シューマン)<59>
14. 夢のもつれ Op.12/7 (シューマン)<59>
15. 歌の終わり Op.12/8 (シューマン)<59>
16. トッカータ Op.7 (シューマン)<59> 
17.-19. 幻想曲 Op.17 (シューマン)<61> 

*スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団

音源: DG, BMG, EMI 
Philips 456 952-2 

〔メモ〕 
1945年に全ソ連コンクールに優勝、1949年にはスターリン国家賞を受賞したリヒテルの2枚組です。森の情景の録音についてアメリカの高名な批評家ハロルド・ショーンバーグは“このシューマンの魅力的だがあまり知られていない9つの森の小品集である「森の情景」はこの演奏を超える素晴らしさのものが現れるのであろうか”と絶賛しています。ここに収録されているシューマン録音は音質も良く、これだけの録音が残っているのは幸運でした。一方スクリャービンはライブ録音故に音質としては劣りますが、ライブならではの燃焼度100%な演奏で、人智を超越したものがリヒテルに憑依しているかのような演奏です。どれもこれも素晴らしい演奏ですが特に素晴らしいのはラフマニノフの第2協奏曲で、個人的意見を言わせてもらえばこの演奏は曲が本来持っている魅力を飛び越えているように思います。宇宙的な広大さを感じます。 

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→スヴャトスラフ・リヒテル
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→アレクサンドル・ミハウォフスキ→ゲンリヒ・ネイガウス→スヴャトスラフ・リヒテル 

記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 18:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 21, 2012

Great Pianists of The 20th Century Vol.83

20世紀の偉大なるピアニストたち 83 

スヴャトスラフ・リヒテル 2 

great richter 2

Disc.1 
1.-9. ピアノソナタ 第12番 Op.26 (ベートーヴェン)<60>
10.-12. ピアノソナタ 第17番 テンペスト Op.31/2 (ベートーヴェン)<61> 
13.-15. ピアノソナタ 第23番 熱情 Op.57 (ベートーヴェン)<60> 
16. アンダンテ・ファヴォリ WoO57 (ベートーヴェン)<78> 

Disc.2 
1. ピアノと管弦楽のためのロンド WoO6 (ベートーヴェン)<62>* 
2.-4. ピアノソナタ 第30番 Op.109 (ベートーヴェン)<91> 
5.-8. ピアノソナタ 第31番 Op.110 (ベートーヴェン)<91> 
9.-11. ピアノソナタ 第32番 Op.111 (ベートーヴェン)<91> 

*クルト・ザンデルリンク指揮/ウィーン交響楽団 

音源: BMG, EMI, DG, Philips 
Philips 456 949-2 

〔メモ〕
リヒテルは始めはオデッサ音楽院で指導していた父テオフィル・リヒテルに学びますが、本格的なピアノ教育は彼が18歳の頃から始まりました。そしてその後1937年にモスクワ音楽院にてロシアの偉大なるピアノ教師であるゲンリヒ・ネイガウスに師事することとなります。リヒテルは他のピアニストたちの尊敬も集めていましたが、同じく偉大なピアニストであるジュリアス・カッチェンやラザール・ベルマンはリヒテルのことを「non pareil」(比類なきピアニスト)と称賛しました。 
ベートーヴェン作品の演奏だけでなく、リヒテルの演奏は全てを包み込む「大きさ」を感じます。ではリヒテルの演奏は何を内包しているのでしょうか。人生の喜び、苦しみ、愛、死など様々な要素を内包しているように感じます。リヒテルの演奏は人生を高らかに歌う人間賛歌だ、と言うのは大袈裟でしょうか?彼のベートーヴェンを聴いている時に特にそう感じました。 

リヒテルは僕の最も好きなピアニストです。

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→スヴャトスラフ・リヒテル
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→アレクサンドル・ミハウォフスキ→ゲンリヒ・ネイガウス→スヴャトスラフ・リヒテル 


記事一覧(サイトマップ)

ミッチ at 17:20|PermalinkComments(6)TrackBack(0)