berman

December 05, 2012

世界の偉大なるピアノ音楽 第82巻

The Great Piano Music of the World 82

セルゲイ・ラフマニノフ 4 

gpm82
※リンク先はアメリカのアマゾン(Amazon.com)です

前奏曲集 Op.32 (全曲)(ラフマニノフ)* 
楽興の時 Op.16 (全曲)(ラフマニノフ)" 

*ヴィクトル・エレシコ 
"ラザール・ベルマン 

Melodiya DE 0202

〔メモ〕
急激なエレシコ。ロマンティックなベルマン。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→コンスタンティン・イグムノフ→ヤコフ・フリエール→ヴィクトル・エレシコ 
フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→ラザール・ベルマン 


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September 09, 2012

Legendary Performances Vol.7

ラザール・ベルマン 

ジャック・ライザーの功罪

鉄のカーテンで仕切られていたため、ロシアで活躍していたベルマンが西側へ知られるのは70年代になってからです。ベルマンの名前を世界に轟かせたのは1975年のニューヨークデビューによるものです。そのデビューを企画したのはインプレサリオ(音楽興行主)のジャック・ライザーという人物です。ライザーはベルマンによる1963年録音の超絶技巧練習曲に「衝撃を受けて」、ベルマンを招聘することを決めたそうです。そして当然ニューヨークデビューのプログラムも超絶技巧練習曲全曲でした。ベルマンはアメリカで一夜にしてセンセーションを巻き起こします。しかしライザーの売り出し方はあまりにもその卓越した技巧が強調されすぎて一部の批評家から反感を買ってしまい「技巧だけが取り柄のピアニスト」と言われてしまうこともあったそうです。僕はライザーのしたことが間違っていると言いたいわけではありません。演奏家も芸術家と言えど、聴衆がいてナンボのものでしょうから、知名度を上げるということも重要なことでしょう。しかしこの話は売り出し方に気を付けないと誤解を招く恐れがあるという教訓だと思います。
前置きが長くなりましたがベルマンの「アヴェ・マリア (シューベルト=リスト)」の演奏を聴いてみると、彼の本質が技巧だけではないとわかります。深々とした響き、大きな呼吸の演奏で、これぞロマン派の演奏と言いたくなりす。


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July 06, 2012

世界の偉大なるピアノ音楽 第61巻

The Great Piano Music of the World 61 

ロベルト・シューマン 1 

gpm61
※リンク先はアメリカのアマゾン(Amazon.com)です

ピアノソナタ 第1番 Op.11 (シューマン)*
ピアノソナタ 第2番 Op.22 (シューマン)" 
ピアノソナタ 第3番 Op.14 (シューマン)# 

*エリソ・ヴィルサラーゼ
"パーヴェル・エゴロフ
#ラザール・ベルマン

Melodiya DE 0181

〔メモ〕
シューマンのピアノソナタ集。感情表現の激しいヴィルサラーゼ。シューマンコンクールの覇者エゴロフ。グランドソナタの名に恥じない堂々とした演奏のベルマン。なおこのディスクは第3シリーズの第1巻ですが、便宜上第61巻とさせていただきます。

フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→エリソ・ヴィルサラーゼ
フランツ・リスト→カール・クリントヴォルト→セルゲイ・リャプノフ→ナジェージダ・ゴルボフスカヤ→ヴラディーミル・ニールセン→パーヴェル・エゴロフ
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→ヴェラ・ゴルノスタエワ→パーヴェル・エゴロフ
フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→ラザール・ベルマン


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December 15, 2011

世界の偉大なるピアノ音楽 第32巻

The Great Piano Music of the World 32  

フランツ・リスト 2

gpm32

超絶技巧練習曲 S.139 (全曲)(リスト) 

ラザール・ベルマン 

Melodiya DE 0152 

〔メモ〕
録音年が書いてないのですが、ベルマンがメロディアレーベルに残した超絶技巧練習曲の旧録音でしょう。音質は新録と比べると悪いですが、演奏は素晴らしい。第2シリーズ第2巻ですが、便宜上第32巻とさせていただきます。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→ラザール・ベルマン


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May 03, 2011

Années de Pèlerinage / LAZAR BERMAN

ラザール・ベルマン

Années de Pèlerinage

berman annees

Disc.1
1.-9. 巡礼の年 第1年 スイス S.160 (全曲)

Disc.2
1.-7. 巡礼の年 第2年 イタリア S.161 (全曲)
8.-10. 巡礼の年 第2年 補遺 ヴェネツィアとナポリ S.162 (全曲)

Disc.3
1.-7. 巡礼の年 第3年 S.163 (全曲)

Deutsche Grammophon 437 206-2
Recorded: 1977

〔メモ〕 
ピアニストとしての系譜を見るとベルマンはかなりのサラブレッドです。まず最初にベルマンに手ほどきをしたのは母ですが、その母はイザベラ・ヴェンゲーロワの弟子であり、レシェティツキ直系のピアニストとなります(レシェティツキ→ヴェンゲーロワ→母→ベルマン)。そしてその後ベルマンはサフシンスキーという人物に師事しますが、サフシンスキーも「ロシアの偉大な4大ピアノ教師」と言われるうちのひとりであるニコラーエフの弟子です(ニコラーエフ→サフシンスキー→ベルマン)。そして同じく「4大ピアノ教師」に含まれるゴリデンヴェイゼルがベルマンの最も重要な師であり、さらにゲンリヒ・ネイガウスにも指導を受けたこともあります。そしてさらにロシアピアノ界のカリスマ、いや、神と目されていた大ピアニストたちであるマリア・ユージナ(ニコラーエフ派)、ソフロニツキー(ニコラーエフ派)、リヒテル(ネイガウス派)にも短期間ですが指導を受けています。「私がソフロニツキーに師事したのは彼の死期が近づいた晩年である1958年から1960年だが、彼のレッスンを集中的に受けてはいない。彼は私にいかにして音楽の精神に近づくかを教えてくれた。」とベルマン本人は語っています。
さてブダペストリストコンクールで入賞した経歴のある彼ですが、やはり「ベルマンと言えばリスト」と言っても過言ではないでしょう。ここでの彼の演奏は打鍵が重く、荘厳な音楽を創り出しています。技術面も高度ですが、いたずらに指を走らせるようなことはしません。音楽は実直です。これはリスト録音の名盤として不動の地位を築いています。

ちなみに上記CDのブックレットにはハンフリー・サールによる巡礼の年の解説が載っています(英語)。

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→ラザール・ベルマン
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→ラザール・ベルマン
フランツ・リスト→カール・タウジヒ→アレクサンドル・ミハウォフスキ→ヴラディーミル・ソフロニツキー→ラザール・ベルマン 

関連記事:Лазарь Берман

アマゾン:別ジャケットの再販


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January 14, 2011

英雄 ~超絶技巧練習曲 第7番

Eroica LW-A172/7

ワイルドの爆演もいいけど、
ベルマンの1963年録音が真に英雄的であり劇的


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July 22, 2010

Лазарь Берман

ラザール・ベルマン

The Art of Lazar Berman

ベルマン画像








Disc.1
1. 魔王 S.558/4 (シューベルト=リスト)
2. どこへ? S.565/5 (シューベルト=リスト)
3. 若き尼僧 S.558/6 (シューベルト=リスト)
4. アヴェ・マリア S.558/12 (シューベルト=リスト)
5. 幻覚 S.561/9 (シューベルト=リスト)
6. 辻音楽師 S.561/8 (シューベルト=リスト)
7. メフィストワルツ 第1番 S.514
  巡礼の年 第2年 補遺 ヴェネツィアとナポリ S.162
8. ゴンドラ漕ぎの女
9. カンツォーネとタランテラ

Disc.2
  超絶技巧練習曲 S.139
1. 第1番 前奏曲
2. 第2番
3. 第3番 風景
4. 第4番 マゼッパ
5. 第5番 鬼火
6. 第6番 幻影
7. 第7番 英雄
8. 第8番 荒々しき狩り
9. 第9番 回想
10. 第10番
11. 第11番 夕べの調べ
12. 第12番 雪あらし

Disc.3
1. ハンガリー狂詩曲 第9番 ぺシュトの謝肉祭 S.244/9
2. ピアノソナタ S.178

VENEZIA CDVE00020
Recorded: 1961/1963/1965/1975

〔メモ〕
みなさま、大変長らくお待たせいたしました。多くのリスト愛好家が再発を待ちわびていた名盤です。ベルマンのメロディアレーベルに残したスタジオ録音をまとめた3枚組。演奏を一言で評すなら'grand'です。というのは横文字を使ってカッコつけたいわけではありません。このgrandという言葉のニュアンスがぴったりで、それを日本語に訳してしまうと若干イメージと言葉が離れてしまうからです。
「私は19世紀のピアニストに属します」というのはご本人の言葉ですが、まさにロマン派のピアニストと言ってよいでしょう。リストの音楽の魅力を過不足なく伝える名演です。

…演奏は素晴らしいのです

…演奏は

しかし

おしい!いろいろな意味でこのCDはおしい!
その惜しい点を挙げてみましょう

1.ライナーノーツの解説がしょぼい
ライナーは見開き1ページしかなく、しかもロシア語なので読めません

2.録音の質
「ノイズやドロップアウトはマスターテープに起因するものである」と注意書きがされてますが、たしかにノイズが入ります(僕のCDだけ?)。もしマスターテープが痛んでいるのならしょうがないことなのですが、歴史的名演なんだからちゃんと状態を管理しといてよ

3.カンツォーネとタランテラが1トラック
ヴェネツィアとナポリのカンツォーネとタランテラがなぜか1トラックになっています。些細なことですが、仕事がいい加減すぎるでしょ

4.未収録曲
今作はベルマンのメロディアのスタジオ録音を集めたわけですが、スペイン狂詩曲、ハンガリー狂詩曲第3番、葬送曲の3曲が収録されていません。個人的にはこれが一番の不満点。あとたった3曲なんだから入れといてよ…

フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→ラザール・ベルマン

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