solomon
July 23, 2012
Great Pianists of The 20th Century Vol.92
20世紀の偉大なるピアニストたち 92
ソロモン
Disc.1
1.-2. 前奏曲とフーガ (BWV543) S.462/1 (バッハ=リスト)<43>
3.-5. ピアノソナタ 第13番 K.333 (モーツァルト)<56>
6.-10. ピアノソナタ 第29番 Op.106 (ベートーヴェン)<52>
Disc.2
1. 子守歌 Op.57 (ショパン)<52>
2. バラード 第4番 Op.52 (ショパン)<46>
3. 幻想曲 Op.49 (ショパン)<32>
4. ポロネーズ 第6番 英雄 Op.53 (ショパン)<32>
5. ラ・レジェレッツァ S.144/2 (リスト)<30>
6. 泉のほとりで S.160/4 (リスト)<30>
7. ハンガリー狂詩曲 第15番 ラーコーツィ行進曲 S.244/15 (リスト)<32>
8.-34. ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 (ブラームス)42>
35. 間奏曲 Op.117/2 (ブラームス)<44>
音源: EMI
Philips 456 973-2
〔メモ〕
本名はソロモン・カットナーですが、ピアニストとして活動の際はソロモンとファーストネームのみを使用していました。幼少期、ロンドンにて彼はクララ・シューマンの弟子であるマティルデ・ヴェルネに師事しました。しかしヴェルネは自分のピアノ教師としての名声を高めるためにソロモン少年を利用し、そしてヴェルネは彼に過度なピアノ練習を強要していました。後年ソロモン本人はヴェルネとの幼少期に対して「つらく、酷いものだった」と回想しています。その後レシェティツキの弟子であるシモン・ルムシスキーに師事し、そしてさらに新天地を求めてパリへ行き、そこで名教師ラザール・レヴィに師事することになります。
さて英国紳士ソロモンの演奏ですが、精妙なレガートによる高潔なピアニズムです。彼のレガートは深い打鍵によるもので、「フィンガーペダル」と呼ばれるほどの前後の音が若干重なるくらいのレガートだったそうです。そしてルムシスキーから学んだ「真珠のような音色」もソロモンの魅力のひとつです。柔らかな輝きのある演奏。
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ソロモン
Disc.1
1.-2. 前奏曲とフーガ (BWV543) S.462/1 (バッハ=リスト)<43>
3.-5. ピアノソナタ 第13番 K.333 (モーツァルト)<56>
6.-10. ピアノソナタ 第29番 Op.106 (ベートーヴェン)<52>
Disc.2
1. 子守歌 Op.57 (ショパン)<52>
2. バラード 第4番 Op.52 (ショパン)<46>
3. 幻想曲 Op.49 (ショパン)<32>
4. ポロネーズ 第6番 英雄 Op.53 (ショパン)<32>
5. ラ・レジェレッツァ S.144/2 (リスト)<30>
6. 泉のほとりで S.160/4 (リスト)<30>
7. ハンガリー狂詩曲 第15番 ラーコーツィ行進曲 S.244/15 (リスト)<32>
8.-34. ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 (ブラームス)42>
35. 間奏曲 Op.117/2 (ブラームス)<44>
音源: EMI
Philips 456 973-2
〔メモ〕
本名はソロモン・カットナーですが、ピアニストとして活動の際はソロモンとファーストネームのみを使用していました。幼少期、ロンドンにて彼はクララ・シューマンの弟子であるマティルデ・ヴェルネに師事しました。しかしヴェルネは自分のピアノ教師としての名声を高めるためにソロモン少年を利用し、そしてヴェルネは彼に過度なピアノ練習を強要していました。後年ソロモン本人はヴェルネとの幼少期に対して「つらく、酷いものだった」と回想しています。その後レシェティツキの弟子であるシモン・ルムシスキーに師事し、そしてさらに新天地を求めてパリへ行き、そこで名教師ラザール・レヴィに師事することになります。
さて英国紳士ソロモンの演奏ですが、精妙なレガートによる高潔なピアニズムです。彼のレガートは深い打鍵によるもので、「フィンガーペダル」と呼ばれるほどの前後の音が若干重なるくらいのレガートだったそうです。そしてルムシスキーから学んだ「真珠のような音色」もソロモンの魅力のひとつです。柔らかな輝きのある演奏。
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