weber
March 22, 2012
世界の偉大なるピアノ音楽 第46巻
The Great Piano Music of the World 46
カール・マリア・フォン・ウェーバー
※リンク先はアメリカのアマゾン(Amazon.com)です
ピアノソナタ 第1番 Op.24 (ウェーバー)"
ピアノソナタ 第2番 Op.39 (ウェーバー)*
舞踏への勧誘 Op.65 (ウェーバー)*
華麗なるロンド "ざれごと" Op.62 (ウェーバー)*
"ニコライ・ペトロフ
*レオニード・ブリュンベルグ
Melodiya DE 0166
〔メモ〕
ロシア楽派の底の深さを思い知らされる。ペトロフはネイガウスとゴリデンヴェイゼルの流れを汲むピアニスト。ブリュンベルグはゲンリヒ・ネイガウスの弟子。ペトロフは骨太でたくましい演奏。ブリュンベルグは高潔な演奏。ブリュンベルグはあまり名前を知られていないけど実力派。ウェーバーの曲も素敵だ。
ピアノソナタ第2番はブリュンベルグの演奏と表記されていますが、おそらくペトロフの演奏です。
このディスクは第2シリーズの第16巻です。
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→ヤコフ・ザーク→ニコライ・ペトロフ
フランツ・リスト→アレクサンドル・ジロティ→アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル→タチアナ・ケストネル→ニコライ・ペトロフ
フランツ・リスト→ハンス・フォン・ビューロー→カール・H・バルト→ゲンリヒ・ネイガウス→レオニード・ブリュンベルグ
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May 10, 2011
TRANSCENDENTAL STUDIES (1838): JANICE WEBER
ジャニス・ウェーバー
TRANSCENDENTAL STUDIES (1838 Version)
大練習曲 S.137
1. 第1番 プレスト
2. 第2番 モルト・ヴィヴァーチェ
3. 第3番 ポコ・アダージョ
4. 第4番 マゼッパ: ア・カプリッチオ
5. 第5番 エグアルメンテ
6. 第6番 ラルゴ・パテティコ
7. 第7番 アレグロ・デシソ
8. 第8番 プレスト・ストレピトーソ
9. 第9番 アンダンティーノ
10. 第10番 プレスト・モルト・アジタート
11. 第11番 レント・アッサイ
12. 第12番 アンダンティーノ
IMP MCD 10
Recorded: 1988
〔メモ〕
ユージン・リストやナディア・ライゼンバーグに師事をしたウェーバーによる大練習曲の録音です。超絶技巧練習曲の前身である大練習曲の録音は彼女のものが世界初録音となります。解説の中でオール・ゴドフスキ・リサイタルを開いたなどゴドフスキの作品と特に繋がりが強調されて、そしてナクソスレーベルではオルンスタインの難曲を録音しています。そんな技巧派ピアニストである彼女がこの難曲、大練習曲を選択し演奏したのも当然の成り行きだったのかもしれません。
彼女の演奏は穏やかな部分では抒情的に、そして激しい部分ではちゃんと激しく暴れています。感情的か理知的かといえば、明確に前者だということが言えましょう。タイム紙に次のようなレビューが掲載されました。「リストは他に誰もこの曲集を演奏できないのではないかと心配し、後にこの曲集を簡素化した(その最終稿でも十分に難しいが)。今やこの難曲集を演奏できる恐ろしいほどのピアノ・ヴィルトゥオーゾはいくらか存在するかもしれない。しかしここでのジャニス・ウェーバーほど巧みに、後の傑作を予言させる曲集を発現させることができる人間はいないであろう。」
トラック〔4〕は大練習曲第4番じゃなくて、マゼッパ〔中間稿〕かな?
フランツ・リスト→コンスタンティン・シュテルンベルク→オルガ・サマロフ→ユージン・リスト→ジャニス・ウェーバー
フランツ・リスト→アレクサンダー・ランバート→ナディア・ライゼンバーグ→ジャニス・ウェーバー
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